本の感想:「イノベーションの経営学」

2004年10月に発行された古い本、「イノベーション経営学」を読み直しました。2001年に発行された ”Managing Inovation: Integrating Technological, Market and Organizational Change" の第2版の翻訳です。

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11/8から読み始め、21日まで読み終わるのに2週間かかりました。前回読んだ時も結構線を引いていましたが、今回も多くの気づきがありました。いい本だと思います。
・組織文化=ウチのやり方
・必要なのは組織の全体設計と企業内プロセスを抜本的に再考すること と書かかれており、これDXじゃん
イノベーションをマネージすることを学習する
・表13.1にイノベーションマネジメント能力を監査するプロセスを始めるにあたりカギとなる設問のリストアップがあります。参考にします。

 

ARMの紹介が載っていました。Appleが設立時に関与していたんですね。

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英語版は2020年に第7版が発行されており、長く読まれている本みたいです。Amazonの試し読みで章立てをみると、Digitalのことがより詳しく書かれていそう、 Creating Social Valueという章があり、たいへん興味がありますが、さすがに英語で約600ページ、通読で終わってしまいます。約8000円、買うには少し躊躇する金額です。とりあえずカートには入れておきました。