本の感想:競争の戦略

ポーターさんの新訂 競争の戦略(1996年5月29日新訂3版発行)を読みました。

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西独、ソ連など出てきます、時代を感じてしまいます。また太陽熱暖房の話が結構出てきます。どういったものかよくわかりませんが、今の太陽光発電のようなブーム、バブルがあったのでしょうか?(朝日ソーラーじゃけん?)

日本語版に寄せての中で、「競争で成功すると自己満足に落ち込む危険がある。環境は変化しており自己満足は致命的な悲劇を起こします」とあります。これは1982年に書かれており、その後の日本企業の行く末を暗示していたと思います。

改めて読み返すと頷くところが多かったです。そして「どんな情報でもそれを公開する場合、それが競争戦略の重要な一部であるという認識に立って実施しなければならない」という一文、これをしっかり肝に銘じて仕事していこう。