統合報告書:住友化学レポート 2021

住友化学さんの統合報告書、住友化学レポート2021をみています。昨年の2020とざっと見た構成は変わりませんが、中身は充実してきていると思います。

昨年2020と比べていい点、そのほか気になる点は以下

・社長インタビューがQ&A方式に。理解しやすい
・P27、マテリアリティの特定プロセスをより詳しく紹介
・DXで1ページ
・コロナの影響、コロナ禍でのPMI
・P42にあるような各事業の環境戦略やグローバル展開の状況の紹介
・情報電気化学、農業関連、医薬品のSWOT分析、前年と変化したところがあり安心
・各事業のところではグラフなどが入りより分かりやすい
・TCFDの開示は充実、SBTの再認定チャレンジ
・より重要性の高い項目から紹介。気候変動、プラスティック、人材と。
・ガバナンスは全体的に見やすくなっています。P84、85、86の開示内容は良いのでは
・役員一覧、村木さん除いて男、年齢も高い
・スキルマトリックス、違和感のない項目
・役員指名委員会2回、役員報酬委員会3回、この回数でいいのかなあ
・報酬、非財務が格付けとGPIF採用指数のみ。物足りない
・親子上場について2ページにわたり説明

100ページを超えますが、飽きないように工夫がされているような気がします。