「企業における経営戦略としての人材戦略及び本質的分野における学びの促進に関する調査」/ BCG

経産省の委託調査、「企業における経営戦略としての人材戦略及び本質的分野における学びの促進に関する調査」(2020年3月31日)が8月27日に公表されています。結構時間が経過しています。BCGが作成。

https://www.meti.go.jp/meti_lib/report/2019FY/000634.pd

参考になる資料として、

(前半)

・P45、マクドナルドのリスキルプログラムの紹介があります。予算は1.5億ドルです。

・P57、OS的スキルのトレーニングで生産性上昇、ROIは250%に達する。

(後半)

・P21以降、シーメンスの人材育成の資料。毎年約600億円を従業員のTraining & Educationに投資。

・P29、Amazonの採用育成だけではなく退出のサポートも。

・P36、リクルートの退職金制度の拡充。イノベーションを促進し若い人材に活躍の場を与え続けられることを重視。

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・P38以降の資本市場との対話として企業の開示例

115ページの長い資料ですが、前半部分はデザイン思考、スキルの定義などあり参考になりますし、後半部分は企業の事例が記載されており非常に有益な資料だと思います。