非財務情報の開示指針研究会 第3回資料/経産省
経産省の非財務情報の開示指針研究会第3回の資料がアップされています。
第3回は人的資本開示に関する回です。
資料3の事務局資料、前半部分の開示に関する基準・枠組みの紹介はまとめ資料としてありがたいです。
開示例が20ページ以降からあり、その中でも43ページからある「経営戦略と人的開示の接合」ということでSAPの統合報告書を紹介しています。
https://www.sap.com/docs/download/investors/2019/sap-2019-integrated-report.pdf
271ページありますが、人的資本に関係するところはP75からの、Employees & Social Investments。Employee engagement index下がり気味ですが2023年には84-86％を目指しているそうです。
また、P214から始まる Connectivity of Financial & Non-Financial Indicators 、とくにDetails: How Our Non-Financial & Financial performance Indicators Are Interconnectedは参考になります。Employee Engagement, Employee Retantion, capability Building, Customer Loyalityなんかいいですね。Carbon Emissionsは少しこじつけ？という気がししますが。
統合報告書2019で書き留めておくと、
・Short-term incentive。susutainabilityのKPIsは以下。
・SAP’s Impact
P57にはTrade-offsということでNegative impactsについても記載あり。
・P74，Customers。SAP’s Impact のInputの一番上がCustomersです。
・P109、Overview of Risk factors。こういう一覧できるのはいい。次のページから細かく説明あり。
資料5のMS&ADインシュランスは、キレイにまとめられています。
以上です。
