統合報告書:中部電力グループレポート2021
先日、TEPCO 2020-2021をみたので、中部電力の統合報告書をみてみます。
中部電力グループレポート(統合報告書) - CSR・環境・社会貢献|中部電力
ページ数は前年比+2の96ページ。前半6ページまでで今の中部電力を簡潔に紹介(70年の歴史込み)。
2050年を見据えてと2ページあるが、これがそれ以降どうつながっているのか不明。
TCFDは1.5℃シナリオ導入。海外再エネへの積極投資やアンモニアという単語が入ってきている。また炭素価格130ドルとして影響評価している。
ESGの重要課題、ふーん、ありきたり。
P28の図はいいなあと思います。
そのほか、特にこれはいいなあというものはありません。
全体的に平均点ぐらいという気がします。
経営計画説明会資料をちりばめて統合報告書ができているように見えますが、統合報告書では経営ビジョンが不明確なので何か中途半端なような気がしています。
電力会社の競争優位は何によってもたらされるのか、ここは投資家が分析するべきなのでしょう。
談合についてはほんの少し反省文がありました。