[改訂版]国際統合報告フレームワークと企業価値評価におけるポイント というレポート

[改訂版]国際統合報告フレームワーク企業価値評価におけるポイント というレポートが月刊資本市場から出ています。

http://www.camri.or.jp/files/libs/1656/202109031248285158.pdf

統合報告書の国際比較している論文、
“A Comparative Analysis of Integrated Reporting in Ten Countries”は 有名ですね。

統合報告書は企業価値評価に役立っているのかというのが2章にあります。南ア企業での分析はありますが、日本企業の分析が欲しいところです。(探せないだけであるかもしれませんが)

IIRCフレームワークの改訂内容も詳しく書かれています。南アのKumba Iron Oreの統合報告書の紹介もあります。

5章の情報ギャップを埋める~Q&Aを超えた建設的対話に向けた~ の中で、投資家の役割として質問をして回答を受け取るだけでは不十分で、投資先企業がより良い企業になるためにはどうしたらよいか真に考えフィードバックしていく事が求められる、とあります。まさしくその通りです。