地球温暖化対策技術の分析・評価に関する国際連携事業 成果報告書 / 経産省委託

https://www.meti.go.jp/meti_lib/report/2019FY/000610.pdf

 

平成31年度 地球温暖化対策技術の分析・評価に関する国際連携事業 成果報告書 が公開されています。平成2年3月に作成されたものです。

地球温暖化対策国際戦略技術委員会とその下にあるWG、総勢約90名の方々の報告書です。いろんなテーマは包括的に含まれていますので興味があるところをピックアップしてみるものです(772ページ)

 

興味があったのは、第3章の3.2 長期のエネルギー生産性改善の要因分解 。本文のP129の結び、P154の結びをとりあえず読みました。

P129の結び:2020年代など既存ビジネスモデルと並立している過渡期では大幅なEPIを期待することは難しい

P154の結び:日本経済のエネルギー価格高騰に対する耐性はオイルショック後に改善してきたがこの20年間に再び脆弱化している。デフレ型実質エネルギー価格上昇と④エネルギー生産性改善の低迷が原因