習近平政権と科学技術:「中国の夢」が作り変える国際秩序 / RIETI

RIETIの開催セミナー(2021年6月)、習近平政権と科学技術:「中国の夢」が作り変える国際秩序 の資料とyouTubeの映像があります。

www.rieti.go.jp

youTubeの43分の動画観終わりました。資料だけではなくこの動画を見た方がより理解できると思います。

2035年遠景目標、どこかに日本語あるんですかね。

中华人民共和国国民经济和社会发展第十四个五年规划和2035年远景目标纲要_滚动新闻_中国政府网

第64章だけ、DeepLで日本語にて読んでおきました。

新生銀行とSBI

備忘録

〇2021年11月5日、グラスルイスは賛成を推奨

 ISSはどのような判断をするのでしょう

〇2021年11月5日、新生銀行の株主である預金保険機構がSBIに質問状

https://www.dic.go.jp/content/000029426.pdf

質問は3つ。適時開示の方法で12日までに回答を要請

〇2021年11月5日、預金保険機構新生銀行に質問状

https://www.dic.go.jp/content/000029425.pdf

質問は2つ。2つ目の以下の質問、きちんと回答してほしいですね。こちらも12日までに適時開示の方法で要請

公開買付価格 2,000 円が本源的価値を十分に反映していないとのことであるが、本源的価値が株価に反映されるために、また本源的価値をさらに高めていくために、今後どのような経営を行っていくのかお示しいただきたい。

〇2021年11月8日、ISSは賛成を推奨

https://www.shinseibank.com/corporate/news/pdf/pdf2021/211108_announcement_j.pdf

〇2021年11月12日、新生銀行預金保険機構へ回答

https://www.release.tdnet.info/inbs/140120211112433593.pdf

〇2021年11月12日、SBI回答

https://www.release.tdnet.info/inbs/140120211112433944.pdf

SBI, 議決権行使助言会社のレポートに関しての補足説明

https://www.release.tdnet.info/inbs/140120211112433951.pdf

SBI, 機関投資家向けの補足説明

https://www.release.tdnet.info/inbs/140120211112434622.pdf

ページ数多いですが、この補足説明見た方がいいですね。
現在の経営陣では公的資金を返せるほどの株価上昇は期待できないので、経営陣を変えてみるというのも手ではないでしょうか? それがSBI(しか手を挙げていないので)でもいいのではと思いますけど。

 

〇旧村上ファンド参戦

・シティインデックスイレブンス 8297200株/156億 なのでコスト1881円。ほとんどが市場内で購入
・野村絢さん 5406199株/102億 コスト1891円。すべて市場外で取得

あわせて、13,703,399株。

買収防衛策に反対してくるでしょう。かれらはどうExitしていくのでしょうか?大きなリターンは望めるのでしょうか?
買収防衛策が可決→TOB撤回→株価下落、SBIのExitの可能性というところでどう対応(ほとんどが自己株式取得で売り抜ける)するのか?
否決→TOB実施、ここで2000円アップを迫るのか?

〇2021/11/24、新生銀行、公開買付の意見表明、反対から中立へ。SBI、公開買付開始

https://www.release.tdnet.info/inbs/140120211124440459.pdf

https://www.release.tdnet.info/inbs/140120211124440524.pdf

 

 

 

Shareholder Proposals: Staff Legal Bulletin No. 14L (CF) No-Action letter の運用が変わるみたいです/ SEC

SECがShareholder Proposals: Staff Legal Bulletin No. 14L (CF) のannouncement しています。

www.sec.gov

Chair とCommissionerがstatementを出しています。

SEC.gov | Statement on Shareholder Proposals: Staff Legal Bulletin No. 14L

Statementの最初の段落;

Today the Division of Corporation Finance issued a new staff legal bulletin relating to shareholder proposals, which rescinded the last three bulletins and indicated that the staff may no longer agree that certain proposals are excludable from proxy statements under Rule 14a-8. Notably, the Bulletin singles out as likely no longer excludable proposals “squarely raising human capital management issues with a broad societal impact” and proposals that “request[] companies adopt timeframes or targets to address climate change.” While it is disappointing to see these two topics highlighted for special treatment, it is not altogether surprising given current SEC priorities. Today’s Bulletin furthers the recent trend of erasing previous Commissions’ and staffs’ work and replacing it with the current Commission’s flavor-of-the-day regulatory approach.

あとmicromanagementについても少し見解を変えたのかもしれません。

ISSのResarchでNo-Action letterについて時々出てくるので、きちんと理解しておくべきですね。

 

第5回 非財務情報の開示指針研究会 / 経産省

非財務情報の開示指針研究会の5回目が開催、その資料が以下

第5回 非財務情報の開示指針研究会(METI/経済産業省)

資料4に中間報告(案)があります。100ページを少し超えますが、41ページ以降はAppendixなので中身は40ページです。

はじめにで、サステナビリティ開示を巡る3つの揺らぎを乗り越えるために という風に概念や定義が必ずしも統一したものがない中で「揺らぎ」と表現し説明しています。第4回の議事要旨などからこの揺らぎが出てきたのだと考えます。いい表現だと思います。

とりあえず、はじめにと第1次提言(p9-11)を読みました。作成者と読み手、企業とステークホルダーが対話を深めながら進めていきましょうということですね。

 

2021/11/15追加

最終報告書が開示されています。

https://www.meti.go.jp/shingikai/economy/hizaimu_joho/pdf/20211112_1.pdf

P77以降、教科書みたいでプリントアウトしています。

本の感想:競争の戦略

ポーターさんの新訂 競争の戦略(1996年5月29日新訂3版発行)を読みました。

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西独、ソ連など出てきます、時代を感じてしまいます。また太陽熱暖房の話が結構出てきます。どういったものかよくわかりませんが、今の太陽光発電のようなブーム、バブルがあったのでしょうか?(朝日ソーラーじゃけん?)

日本語版に寄せての中で、「競争で成功すると自己満足に落ち込む危険がある。環境は変化しており自己満足は致命的な悲劇を起こします」とあります。これは1982年に書かれており、その後の日本企業の行く末を暗示していたと思います。

改めて読み返すと頷くところが多かったです。そして「どんな情報でもそれを公開する場合、それが競争戦略の重要な一部であるという認識に立って実施しなければならない」という一文、これをしっかり肝に銘じて仕事していこう。

BlackRock’s Fink says climate pressure on public companies is ‘biggest arbitrage in my lifetime’ / FT

フィンクさんは、上場企業、機関投資家、銀行にはビジネスやポートフォリオのグリーン化のプレッシャーがかかってきているが、上場企業でないPrivate entitiesにはそれがない、これは“the biggest capital markets arbitrage in my lifetime”、”not going to change the world”と言っています。

また、実際に“We are seeing more hydrocarbons moving away from public entities to private entities” とそのような動きがあるそうです。権益をPrivate companyに売却すれば上場企業からは消えますが、地球でみれば変化はありません。銀行が融資していればいくらかは補足できるかもしれません。

 

 

Bill Gates expresses doubts over 1.5C climate change target / FT

Bill Gates expresses doubts over 1.5C climate change target とFTの記事にありました。

”I doubt that we will be able to achieve that.” thatは人類が1.5℃に抑えることです。

ゲイツさんは、気候変動に対してまずやるべきことは、イノベーションでグリーンテクノロジーのコストを下げていきましょう、そうすれば発展途上国でその技術が導入され排出量の増加が抑えられます、ということでしょう。今までたくさんのCO2を排出して経済発展を謳歌してきた先進国はイノベーションで今から発展する国・人々に貢献すべきですよ、その通りです。