本の感想:PURPOSE 「意義化」する経済とその先

年末にさっと読んだPURPOSE、仕事で必要なのでもう一度読んだ。線を引いた箇所を抜き出す

・ビジョン、ミッションは一人称、パーパスは三人称
CSVは戦略論の先にある世界を探求し理論化したもの、パーパスは経営者の日々のマネジメントから生み出された実践知。「同じ山を違うルートで登ってきたもの」
・Put Purpose at the Core of Your Strategy
・パーパスを中心に置くことでカイゼン的で受動的な戦略から脱却し、能動的に未来を創出することができる
・より広いミッションを持ち、それを自社の活動と紐づけている企業は、競合を超えるパフォーマンスを発揮し、より早く成長し、より利益を稼ぎ出す
・知らないことすら認識していない未知。非線形の未来が断続して起きる現在には知らない事すら知らない領域の情報にも積極的に目を向ける必要がる
バリューチェーンのモデルは一方通行型からパーパスを中心としたループ型へ転換
スペキュレーション、スペキュラティブデザイン:バックキャスティングのように未来を想定するのではなく批判的に検討。批判的に未来を捉えるには新しい問いが必要。その問いがバックキャスティングでは到達できない価値転換的な視座を現在にもたらす。その問いがイノベーションの源泉となる

 

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好きじゃない、Purpose