東証一部企業の新市場区分選択~10 月末経過レポート&update版/ 日本証券経済研究所
日本証券経済研究所の明田さんが、東証一部企業」の新市場区分選択の状況とパフォーマンスを分析されています。
https://www.jsri.or.jp/publish/topics/pdf/2111_01.pdf
企業は9月1日から12月30日まで新市場区分の選択申請を行います。
流通時価総額が100億円以下の企業がどちらを選択しているか、時価総額の分布でみたものが下図。結構な数の会社がチャレンジしています。
流通時価総額向上策のいくつかを記載。頑張ってください。
スタンダードを選択した23社の対TOPIX相対株価の推移です。黒い線が平均で98.3と少しアンダーですが急落というわけではないです。TOPIXでは、2022年10月から100億未満の企業のウェイトは段階的に減少させていきますから、ボディーブローのように効いてきそうです。
〇アップデート版があります。
https://www.jsri.or.jp/publish/topics/pdf/2111_02.pdf
11月12にまでデータを更新されています。スタンダードを選択する企業が増えてきているそうです。流通株式時価総額が50億未満の企業は100億を目指すのはきびしいと考えられますので妥当な判断だと思います。