管理職によるジョブ・アサインメントと業績の関係性

少し古いですが(2018年)、リクルートワークス研究所の論文に「管理職によるジョブ・アサイメントと業績の関係性」という論文があります。

https://www.works-i.com/research/paper/works-review/item/181109_wr13_03.pdf

著者は、以下のことを目標としています。

・管理職のジョブ・アサインメントについて,定量的アプローチによってその実態を明らかにすること
・調査の結果,ジョブ・アサインメントがチームの業績に効果があることを示し,管理職の業績の高低によってどのようなジョブ・アサインメント行動の実施に違いがあるかについて明らかにする
・さらに,業績が低い管理職がどのようにジョブ・アサインメント行動を習得していくべきかについて手順を示す

ジョブ・アサイメントを組織として達成すべき目標を踏まえ,部下に行わせる職務を具体化したうえで割り振り,その職務を達成するまで支援することと定義。

ジョブ・アサイメント・モデル:目標設計,職務設計,人選,職務委任,モニタリング,介入,仕上げ,検証の8つのステップで構成。それぞれのステップに4から8つの具体的な行動が含まれ、全体で39の行動で構成(以下の表1参照)

 

分析結果の一部です。達成支援のなかをみると、ここでは言ってはいませんが、1on1ミーティングの重要性が改めて確認できます。

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以上です。