本の感想:「成功はゴミ箱の中に」

成功はゴミ箱の中に」、永い間通読状態であったもの。2007年1月第1版なので14から15年ぐらい前の二人の巨人の姿が帯にあります。若いですね。

f:id:MMikio:20210828230102p:plain

鉛筆で線を引いた個所は、
・レイ・クロックの独自に開発した自己催眠法。頭の中に黒板をイメージ、そこに問題を埋め尽くし、黒板けしで端から消す。

・我々の作業工程においては、製品は従業員を中心にして、貫流しなくてはならない。さもなくば工場全体が行き詰ってしまう。

・店に一番近い立場にいる人間が本部に指示を仰がずとも決断できるべき。

・企業はマネジメントを最小にとどめることで、最大の結果が生まれると信じている。

やり遂げろ-この世界で継続ほど価値あるものはない。信念と継続だけが全能である。

・働くこと、働かされることを楽しまなければならない。

勤勉になれ、精進せよ、自分を信じよ、熱心に努力せよ、自尊心を大切にしろ。

 

「やり遂げろ」、何を? がもやもやしている今です。

付録2に、柳井さんのレイ・クロックの金言、私はこう読む が一番参考になるような気がする。その中で、「家族を役員に入れたりしてはいけない」と書かれていますが気が変わられたのでしょう。朝令暮改ほどの時間の短さではありませんが。

 

孫さんと柳井さんの対談の中に藤田田さんの話が出てきます。Den Fujitaの商法は時々読み返すいい本です。