企業経営の新視点~生産性の日米独ベンチマーキングからの学び⑭ /日本生産性本部
第14回は、米国ブルッキングス研究所シニアフェローのダニー・バハー博士のインタビューです。生産性の最も重要な推進力の一つであるイノベーションとその具体的な成果である特許に注目したものです。
博士の論文のひとつには、
https://www.jpc-net.jp/research/column/assets/pdf/inovation_japanese_2.pdf
特許の質がアメリカ、ドイツと比べ悪いと述べられています。
それは、研究者が国外の研究者との交流、連携が少ないからだとして指摘。それは国際共同特許(GCP)の少なさから見えてきます。
生産性向上のため何をすればよいか、2つの政策提言をされています。
・日本の投資促進機関の再編によって効率的にターゲットを絞り外国の研究開発活動の日本への誘致を行えるようにすること
・移民を受け入れる促進策を通じて外国の人材の呼び込みに一層努力すること
もう一つの論文には、特許の品質指数の紹介など載っています。
https://www.jpc-net.jp/research/column/assets/pdf/inovation_japanese_1.pdf