SPAC 制度利用による上場の是非 / みずほリサーチ&テクノロジーズ
みずほリサーチ&テクノロジーズさんが、「SPAC 制度利用による上場の是非 アジア株式市場の課題と日本の制度解禁に向けて」というレポートを出されています。SPACの制度比較表なんかありがたいですね。
https://www.mizuho-ir.co.jp/publication/report/2021/pdf/insight-mk211117.pdf
内容は、
・東南アジアのユニコーン企業は自国の市場よりもSPAC合併による米国上場を選択
・上場プロセスの利便性から米国SPAC利用は続く。シンガポールが9月より解禁、香港の制度案発表
・”日本でのSPAC制度解禁には、課題である情報開示等に留意し、一般投資家保護と新興企業の利便性のバランスに配慮し、東京の国際競争力強化に成長性が期待されるアジア企業の誘致に活用を”(そのまま引用)
日本でのSPAC制度導入に関していろんな考えを書かれていらっしゃいます。
日本では2010年にSPAC利用を検討したけど需要不足で見送られた経緯があったというのは知りませんでした。