新しい資本主義実現会議(第2回)議事次第・資料

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新しい資本主義とは? 以下のことを言うのでしょう。

・現在、世界各国において、持続可能性や「人」を重視し、新たな投資や成長につなげ
る、新しい資本主義の構築を目指す動きが進んでおり、

・具体的には、1980 年代以降、短期の株主価値重視の傾向が強まり、中間層の伸び悩みや格差の拡大、下請企業へのしわ寄せ、自然環境等への悪影響が生じていることを踏まえて、政府、民間企業、大学等、地域社会、国民・生活者がそれぞれの役割を果たしながら、格差の是正を図りつつ、民間企業が長期的な視点に立って「三方良し」の経営を行うことで、現場で働く従業員や下請企業も含めて、広く関係者の幸せにつながる、長期的に持続可能な資本主義

このどこが新しいのか?とは思います

公私で興味があるのは、

Ⅱ成長戦略
・海底直流送電線の実現可能性調査
・電動者(「電動車」使うんですね)への購入支援(tesla買いたいんで,powerwallも)
核融合研究開発(30数年前、核融合炉の研究をしていたので興味あり)
・新しい技術の可能性を見出す経営の「目利き力」や、事業化に繋げる「事業立ち上げ力」の強化、こうした力を持つ人材の育成、経営戦略と知財戦略の一体的な推進など、民の経営力の強化を進める
・SPACの検討状況
Ⅲ分配戦略
・人的投資

委員の方々の意見の中で個人的に関心があるものをいくつか紹介

渋澤さん;
・大学ファンドの財源は財投ではなく、日銀 ETF の現物化を検討
インパクト会計の検討・研究による企業価値の再定義の可視化
・過剰な現金保有(例えば、>純資産)にはペナルティ(課税強化)、 内部留保課税ではなく。。。 

冨山さん;

・高リスクの大規模イノベーション投資(リスクマネー循環)の持続力が問われる破壊的イノベーションの時代においては、本業の稼ぐ力が未来投資力、人材投資力、ESG投資力を規定する
・「三方良し」は分配論、費用論よりも、まずは成長論、投資論で語られるべき新資本主義の時代