気候変動リスクと銀行経営　/ 全国銀行協会

全国銀行協会の金融調査研究会　第1研究グループが

気候変動リスクと銀行経営　として報告書を出しています。

3月に提言「気候変動リスクと銀行経営」を出しており、上記第1グループの研究結果の最終報告書という位置づけです。

構成は、

はしがき

第1章　気候変動リスクと銀行経営

第2章　気候変動とエネルギー革命

第3章　脱炭素社内に向けたカーボンプライシングの役割と論点

第4章　企業価値創造をもたらすサステナブルバンキング

第5章　日本企業の温室効果ガス削減目標と銀行経営

となっています。

第1章で気候変動に関する現状が網羅的にわかりやすく解説されています。（3月の提言と同じ）。昨日（8/31）、三井住友FGさんがTCFDレポート2021を発表されましたのでアップデートしていく必要があります。

第2章は長期的で（技術進歩）で政策的なお話なので、P54以降をななめ読み。

第3章はパス。

第4章、5章は興味がある分野なのでじっくり読みます。特に4章は、気候変動リスクへの対応をしながら企業価値向上を高めることができるかについて考察したもので、企業価値を高め得るとしている。