迫られる金融の「ネットゼロ」 投融資の温室効果ガス算定、企業のスコープ3が重要に / 日経ESG
電力中央研究所の富田さんの記事です。TCFDがコンサルテーションしていたのは全く気が付きませんでした。
上記記事では、”改訂案では、具体的な開示項目とメトリクスが設定されることに加え、金融業界(銀行、アセットマネージャー、アセットオーナー)に対し、PCAFスタンダードによる投融資スコープ3排出の計測・報告と削減目標の設定・検証を要求している。”とのこと。
TCFDのサイトを見に行くと、
https://www.fsb-tcfd.org/publications/
reportが2つあり、Measuring Portfolio Alignment: Technical Supplement をダウンロード。P34あたりからPCAFが出てきており、Recommendation 14で上記内容が推奨されていると思います。
同ReportのPart3: What is needed to build the enabling environment for the portfolio alignment tools? こちらも興味ありでした。Scope3を提出している企業が少なく、推計も難しいということが書かれています。
TOPIXは、Scope1、2もない企業が多くあり、少し前にはあれJERAの分どこいった?ということもありました。
CDPは、このコンサルテーションに対し回答しています。以下抜粋。
真ん中あたりに、CDP believes the PCAF standard is the most advanced and clearest methodology・・・so enthusiastically welcomes the proposed update to include it
と強力に推しています。
PCAFに加盟している日本企業は、4つ。加盟するAM多くなるでしょうね。
みずほFGのDownload先は、TCFDレポートです。